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■2003 地球環境米米フォーラム in 北長門 レポート■

5回目となる今年は、「日本の棚田百選」に選ばれた西日本一のスケールを誇る油谷町東後畑の棚田を主会場に、山口県北長門地域(長門市、萩市、三隅町、日置町、油谷町)で開催いたしました。


春の「田植えフェスティバル」 夏の「とんぼ田んぼシンポジウム」 秋の「稲刈りフェスティバル」 冬の「種もみ引渡し式」





春の「田植えフェスティバル」

48ヶ国の外交官と市民、子供たちが田植えで国際協力!


 開会式典 

■日時:平成15年5月31日(土) 13:15〜15:00
■会場:ルネッサながと(長門市)
外交官とホストファミリーが心待ちにしていた対面を果たした開会式では、北谷勝秀・地球環境平和財団会長、 松林正俊・2003地球環境米米フォーラムin北長門実行委員長/長門市長、 二井関成・山口県知事の挨拶や「みすず合唱団」による合唱などで大いに盛り上がりました。

開会式の様子
 
各国外交官は舞台上で
ホストファミリーと対面
 
「みすず合唱団」による合唱
 

 田植えフェスティバル 

棚田に約1千名が参加して行われた
田植えフェスティバル
■日時:平成15年6月1日(日) 9:40〜11:00
■会場:油谷町東後畑の棚田
ホストファミリーや地元小中学生とチームを組んで田植えに挑戦する各国外交官たち。2万枚にも及ぶ西日本有数の棚田の一角で、土の感触や棚田を渡る潮風を満喫。棚田が環境保全に果たす役割の大きさや国際協力の大切さを、楽しみながら実感していただきました。

 
 
 

 昼食交流会&閉会式典 

■日時:平成15年6月1日(日) 13:00〜14:45
■会場:地域づくりセンター(日置町)
郷土料理を囲んで和やかに交流を深めた昼食交流会では、「田植えコンテスト」の発表が行なわれました。米米グランプリはチカゴ・マラウイ大使チームが受賞。最後にチカゴ大使が、外交官を代表して「協力を重んじる日本文化を学ぶことが出来た」とお礼の挨拶をされました。閉会に際し、参加者全員でスティービー・ワンダーの「We are the world」を熱唱。秋の「稲刈りフェスティバル」での再会を約束しました。


郷土料理を囲んで和やかに
交流を深めた昼食交流会の様子
 
米米グランプリはチカゴ
マラウイ大使チームが受賞
 
閉会式の最後に、全員で
「We are the world」を熱唱
   

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夏の「とんぼ田んぼシンポジウム」

恒例の米米フォーラム・夏のプログラム。今年は「食の安全・安心をめざして」をテーマに、基調講演とパネルディスカッションを開催いたします。参加費無料。参加者の方には全員にお土産をご用意、抽選会もあります。



相次いで発生しているBSE、残留農薬、不正表示などの問題は、消費者の間に「食」に関する大きな不信感を生み出しています。「食」は私たちのいのちの糧であり、健康の源です。自然の恵みと先人たちの知恵に培われてきた日本の食文化を改めて見直し、真に安全・安心な「食」を確保するにはどうしたらよいか、ご一緒に考えてみましょう!


日 時 2003年8月28日(木)  13:30 − 16:00 (13:00受付開始)
会 場 憲政記念館 (千代田区永田町1-1-1)
*地下鉄丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」2番出口より徒歩7分
*地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」2番出口より徒歩5分
●約300名を無料ご招待。申込先着順。
●シンポジウムの模様は読売新聞全国版で紹介されます。


 プログラム

 第1部 基調講演  13:40 − 14:20 

石川 英輔さん
石川 英輔さん (いしかわ えいすけ)
作家

1933年京都生まれ。人口100万人の大都市にもかかわらず理想的な循環型社会だった「江戸」。江戸庶民の暮らしや生活文化から環境問題、エネルギー問題まで、幅広い視点で多数の興味深い作品を発表。今回は江戸の豊かな食文化をテーマに語って頂きます。主な著書に「SF西遊記」、「SF水滸伝」、「大江戸えねるぎー事情」、「大江戸リサイクル事情」、「大江戸生活事情」、「大江戸神仙伝」、「泉光院江戸旅日記」などがある。


 第2部 パネルディスカッション  14:30 − 16:00 

パネリスト

池戸 重信さん
池戸 重信さん (いけど しげのぶ)
独立行政法人 農林水産消費技術センター・理事長

1948年岐阜県生まれ。1972年農林省入省。東京農林水産消費技術センター所長、食品流通局消費生活課長等を経て現職。企業と消費者の掛け橋として、JAS制度に基づく食品の品質表示検査や指導、食の安全に関する消費者への情報提供、製造工場等に対する品質管理の技術指導など「食の安全・安心」の最前線で指導している。


近藤 卓志さん
近藤 卓志さん (こんどう たかし)
青果物健康推進委員会 理事 / 事務局長

1961年東京生まれ。1988年、日刊食料新聞(株)入社。現在同新聞青果版編集長、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会常任理事。健康維持に必要な野菜と果物を毎日の生活の中で摂取することを提唱する「ベジフルセブン・キャンペーン」を展開中。市民向けに「野菜ソムリエ」講座を主催するなど、行動する食の若手ジャーナリストとして活躍中。

吉崎 清さん
吉崎 清さん (よしざき きよし)
社団法人 大日本水産会 専務理事

1941年三重県生まれ。1965年水産庁入庁。研究部漁場保全課課長等を経て現職。「海の日」の制定や「日本の渚・百選」の選定事業を推進。1999年より「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」を企画運営し、400社が出展する国際見本市に育て上げる。日本政府代表メンバーとして各国との漁業交渉にも携わるなど、常に日本の水産業会をリード。

平 辰さん
平 辰さん (たいら たつ)
株式会社 大庄 代表取締役社長

1940年新潟県生まれ。1968年若鳥焼「朱鷺」を開店以来、「庄や」「やる気茶屋」「日本海庄や」などを次々と開店。800店舗を超える外食チェーンに育て上げ、1999年東証一部に上場。2002年には大庄総合科学新潟研究所を開設。料理の原点はふるさと・佐渡の自然に育まれた新鮮な食材と「愛情いっぱいの母の手料理」をモットーに、「安心・安全・健康」にこだわって、食材調達から加工調理までを陣頭指揮している。

コーディネーター

矢野 等子
矢野 等子 (やの ともこ)
地球環境平和財団・事務局長

北海道生まれ。伝統文化振興や国際交流事業などを手がけた後、1991年地球環境平和財団を設立し事務局長に就任。国連機関や自治体等と提携して、地球環境保全について人々が共に考え行動するためのユニークな事業を展開中。国連環境計画・広報部青少年プログラム顧問。前水産庁・水産政策審議会委員。



食の安全・安心を守る「エコファーマー」
中嶋 和朗さん
「エコファーマー」とは、『土づくり・減化学肥料・減農薬』という環境に配慮しつつ農地の生産力を維持・増進する農業に一体的に取り組む農業者で、知事から認定を受けた方です。今回、パネルディスカッションに、2003地球環境米米フォーラムin北長門の開催地である山口県より、エコファーマーの中嶋和朗(なかしま かずお)さん(長門大津農業協同組合代表理事常務)を特別ゲストにお迎えして、実際の農作物生産の現場に携わる立場から「食の安全・安心」についてお話していただきます。

参加者全員におみやげ
○長門特産早生ゆず「長門ユズキチ」(山口県)
抽選でプレゼント
○5名様
徹底した品質・衛生管理のもと作られた、安心で、おいしい長州どり「唐揚げ三昧」(山口県) ※後日宅急便にてお届けします。
○20名様
本「野菜のソムリエ」(青果物健康推進委員会)
○10名様
環境漫画「地球の秘密」(地球環境平和財団)

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秋の「稲刈りフェスティバル」

37ヶ国の外交官が市民と再会。子供たちと稲刈りで国際協力!

地球環境平和財団と山口県北長門地域(萩市、長門市、三隅町、日置町、油谷町)の共催で、5月の「田植えフェスティバル」を皮切りにスタートした「2003地球環境米米フォーラムin北長門」。真っ青に澄み渡る秋空の下、37ヶ国の外交官と市民、子どもたち約1千名が参加し、秋のプログラム「稲刈りフェスティバル」を開催。豊かに実った稲を鎌で刈り取り、束ねてハザにかける昔ながらの稲刈り風景が繰り広げられました。外交官参加者は春と同じ家庭にホームステイをしていただき、ホストファミリーとの絆を深めました。5回目となった今年の米米フォーラムも、日本の稲作文化の根底にある「共に生きる」という精神性を広く内外に発信することができました。


 再会式&昼食会 

■日時:平成15年9月27日(土)12:00〜13:15
■会場:萩本陣(萩市)

北谷勝秀・地球環境平和財団会長、
野村興兒・萩市長の歓迎の挨拶。
 
ホストファミリーと外交官が再会。出迎えたホストファミリーの笑顔に、離れていた時間と距離が瞬時に埋まりました。
 
再会式&昼食会の様子。様々な郷土料理を共に楽しみました。
 
再会式&昼食会の全景。


 萩焼き絵付け体験会 

■日時:平成15年9月27日(土)14:30〜15:15
■会場:城山窯(萩市)

湯飲みに絵付け体験をする
外交官とその家族。
 
焼きあがった湯飲みは翌日の
閉会式会場でプレゼントされました。
   


 稲刈りフェスティバル 

「田植えフェスティバル」とほぼ同じメンバー約1千名が参加して行われた稲刈り
■日時:平成14年9月28日(日)9:30〜11:00
■会場:油谷町東後畑の棚田

ホストファミリーとの再会から一夜明け、収穫の喜びを分かちあう外交官参加者とホストファミリーたち。自分達で植えた苗が立派に生長した姿に笑顔が広がりました。自然の恵みに感謝しながら共に汗を流す実体験を通じて、あらためて「稲作農業と地球環境・国際協力」について考える機会を提供しました。

 
 
 


 昼食交流会&閉会式典 

■日時:平成15年9月28日(日)12:45〜14:45
■会場:大谷山荘(長門市)

「稲刈りコンテスト」の米米グランプリはマイケル・マウエ・パプアニューギニア大使チームが受賞。副賞はお米一俵。
 
郷土料理を囲んで和やかに交流を深めた昼食交流会の様子。
 
高円宮妃久子殿下も参加していただいた昼食交流会の様子。
 
(左から)松林正俊・実行委員長/長門市長、丸本卓哉・地球環境平和財団顧問/山口大学副学長、外交官参加者を代表して、ミゲル・ソラノ・ロペス・パラグアイ大使の挨拶。

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冬の「種もみ引渡し式」

山口県北長門から愛知県三河安城へ種もみリレー


冬のプログラム「種もみ引渡し式」を、2003年12月19日(金) 夜、東京港区・明治記念館で開催。28ヶ国の外交官と開催自治体関係者、後援団体・協賛各社・個人支援者の皆様など、約200名が参加しました。
2003年度フォーラムの実行委員長である松林正俊・長門市長は「油谷町の棚田は、祖先から守り継がれてきた財産であり、そこで本フォーラムを開催したことは非常に有意義だった」と挨拶。今秋北長門で収穫された種もみが、松林市長から、2004年度開催地・愛知県三河安城地域代表の神谷学・安城市長に、米米フォーラムの精神と共にしっかりと手渡されました。
種もみを引き継いだ神谷市長は「本フォーラムは、米を通して環境や国際理解を深める行事として意義のあるもの」と挨拶し、出席者に参加を呼びかけました。

外交官を代表してユーリー・コステンコ・ウクライナ大使(写真右下)が「米米フォーラムに参加して、自然生態系の中で棚田がどのような重要な役割を持つかを知ることができた。また、ホストファミリーに出会い素晴らしい友人に出会うことができた」とご挨拶。「種もみ引渡し式」に続いて行われた「懇親パーティー」では和やかな雰囲気の中、交流の輪が広がりました。

 
 
 

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